自分自身で海に出て釣りを楽しみたい場合、海上の釣りポイントまで船で移動するためには船舶免許が必要です。船舶免許は、正式には小型船舶操縦士免許といい、現在は3つの免許区分が設けられていますが、海釣りが目的であれば二級小型船舶操縦士があれば事足ります。二級の船舶免許を取得すると、総トン数が20トン未満の船舶、プレジャーボートについては全長24メートル未満のものに乗って、海岸もしくは平水区域から5海里以内の海域を航行できるようになります。一般的な釣り船は総トン数が多くても十数トン、全長も十数メートル程度なので、二級船舶免許における船体の要件を満たします。

航行海域についても、5海里がメートル法を用いると約9.3キロメートルで、日帰りで釣りに出かけるのには十分です。ただし、クロマグロやカジキマグロなどの大型の魚も狙いたいと考えている場合は、二級ではなく一級の船舶免許を目指すべきです。二級は海域に制限がかかっていますが、一級を取得するとそれがなくなり、5海里以上離れた海域にも移動できるようになります。小型船舶操縦士免許制度は区分が階級分けされておらず、全く免許がない状態からでも一級の取得を目指すことができます。

先に二級を取得してしまうと、一級を取るのに再度出費をしなければなりません。なお、小型船舶操縦士免許には、一級と二級のほかに特殊とよばれる区分がありますが、この免許区分で操縦できるのは水上オートバイに限られており、釣り用の船舶は操縦できません。免許スクールや登録小型船舶教習所を利用する場合は、免許区分を選ぶときに特殊免許を選ばないように注意しましょう。

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